ビートたけし「暴力団との関係」を語ったウラ事情

 10月1日から東京都でも「暴力団排除条例」が施行され、暴力団と関係がある企業や個人は「密接交際者」として名前が公表される。同条例について、たけしは「その条例は、本当に嬉しくてしょうがねえよ」「これからは条例を盾に(暴力団からの誘いを)断れるんだから、本当にありがたい」としながらも「芸能界全体としては、スパっと切れねえだろうな」と語り、舞台に立っている芸人などはヤクザとの関係を完全に断つことは難しいと分析している。

 今回の記事は、たけし流の「アウトか、セーフか」の線引きを示した告白といえる。組長との面会や葬儀への供花などはしているが、金銭の授受やトラブル解決を頼んだことはないと断言しており、これがたけしにとっての"生命線"ということだろう。自らの保身という面もあるだろうが、本人が望まなくともヤクザとの関係が生まれかねない芸能界全体への助け船といった側面も見えてくる。

 たけしといえば、浅草の舞台からテレビ界の寵児に上り詰める過程で暴力団とズブズブになった芸人をたくさん見てきたに違いなく、たけし軍団にも暴力団員の息子や元暴力団関係者がいるという。

「父親が暴力団員で有名なのは、コメンテーターや司会もこなすGですね。本人も昔は相当のワルだったらしく、酒井法子事件のときに『覚せい剤はいけません』とコメントしていたGに対し、たけしが『お前も覚せい剤売ってたろ!』とテレビに思わず突っ込んだというエピソードがあります。怪談話を得意とするTは、山口組傘下の右翼団体に所属していた過去があり、フライデー襲撃事件の際には『あまりにもヤバ過ぎて何をするか分からない』という理由で襲撃メンバーに呼ばれませんでした。たけし軍団は『はみ出し者の集団』として結成したとたけしも語っていますから、アウトローに対して一定の理解があるのでしょう。そういった態度がヤクザに好かれて、誘いが絶えないのかも知れませんね」(週刊誌記者)

 引退した紳助をはじめ、暴力団とのズブズブの関係がささやかれる中田カウス、山口組系組長とを兄弟盃を交わした横山やすしなど、ヤクザとの距離の取り方を誤ってしまったタレントたちは多い。とはいえ、暴力団からの誘いを無下にすれば、さらなるトラブルを招くことにもなる。ヤクザの顔を立てつつ一線を超えないという生き方は、30年以上も芸能界のトップで活躍しているたけしが身に付けた処世術なのかもしれない。
(文=佐藤勇馬)

(※画像は『Kitano par Kitano 北野武による「たけし」』より)

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