歌手の絢香(24)が1月4日に出演した情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)の裏側で、あるトラブルが起こっていたことが明らかになった。そのトラブルには、夫・水嶋ヒロ(27)も関係しているという。


 番組では、絢香の大ファンを自称する司会・小倉智昭(64)のインタビューに応える形で、絢香が復帰後初のアルバム『The beginning』のPRをメインにトークし、『NHK紅白歌合戦』出演の感想や復帰に際しての思いなどについても語った。何事もなくインタビューが終わったかと思われていたが、収録後に絢香から小倉に抗議のメールが届いたという。

「小倉は当然の流れとして、絢香の復帰を支えた夫・水嶋ヒロとの絆について話を聞き出そうとしました。現場では、照れながらも水嶋への感謝の気持ちを語った絢香ですが、収録後に『全然話が違う。何であんなこと聞くんですか!?』という抗議メールが小倉に届いたそうです。どうやら、インタビューで水嶋との関係に触れることを事前に知らされていなかったようです」(芸能関係者)

 絢香と水嶋は、一昨年に大手事務所・研音を退社して一時休業状態に。
絢香はエイベックスのバックアップによって復帰を果たしたが、水嶋はいまだに芸能界復帰のメドが立っていない。水嶋は本名・齋藤智裕名義での小説家デビューやミュージックビデオの原作・脚本などを手掛けて話題を集めたが先行きは不透明であり、絢香は夫について語ることにナーバスになっているようだ。

 それにしても、なぜ絢香が激怒するような事態になってしまったのか。

「番組サイドは事前に『復帰に至るまでの夫婦の絆』などのコンセプトを書いた企画書をエイベックス側に提出していました。しかし、エイベックスから絢香に十分に企画意図が伝わっていなかった。絢香はまだエイベックスと提携しているだけの状態ですから、意思の疎通が完全にはとれていないのでしょう。
それだけでなく、小倉の気遣いという点にも疑問符がつきます。退社騒動の時に絢香からメールがきたと言いふらすほど親交の深さをアピールしていた小倉ですが、絢香と水嶋の不安定な状態を把握できていなかった。『自分くらい彼女と親しければ夫のことも聞ける』というおごりがあったのでは」(前同)

 今回の騒動を番組側や事務所の不手際と見るか、絢香のゴーマンと見るかは意見が分かれそうである。いずれにせよ、水嶋の復帰が決まらない限り、絢香のナーバスな状態が続くのは間違いなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

※イメージ画像:『First Message』/絢香/ワーナーミュージック・ジャパン