なんと2台に1台がスズキの車!スズキがインドに王国築く
現在中国に続いて世界の人口ランキングで2位につけているインド。数年以内に中国を抜き、人口世界一になるとも予想されています。
そんなインドでは、いわゆるAセグメントやBセグメントに属するコンパクトカーが人気です。特に日本の小型車メーカーであるスズキの車が群を抜いた人気を誇っています。
スズキはインド国内メーカーのマヒンドラやタタ、韓国のヒョンデといったメーカーを抑え堂々のシェア1位を獲得していますが、そのシェア率はなんと約43%(2022年4月)。50%を超したこともあり、インドを走るほぼ2台に1台がスズキの車と言っても過言ではありません。
トヨタやホンダ、日産といった日本の主要メーカーでさえ、インドでのシェア率は3社を合計してもスズキの半数に及ばないことから、インドはスズキにとって最も重要な市場とみられています。
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インドでは小型車を『スズキ』と呼ぶ?

インドを走っている大量のスズキ車は日本のスズキが製造している車ではなく、インドの現地子会社『マルチ・スズキ』が製造している車です。
日本でも人気のスイフトはインドでも製造されており、最も売れている車種となっていますが、日本では販売していない、現地にあわせたモデルも多数製造しています。