“EVコンバート”に補助金!SEMAも後援に

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現地時間2023年2月2日にアメリカのカリフォルニア州で、内燃機関搭載車を電気自動車へ改造する「EVコンバート」を行なう市民へ補助金を提供する法案「SB301」が、Anthony J. Portantino上院議員により提出されました。

この法案は、世界最大級の自動車アフターパーツ見本市「SEMAショー」を主催するアメリカの自動車用品工業会「SEMA」が後援。SEMAの代表件CEOのMike Spagnola氏は、「SB301は、カリフォルニア州に拠点を置く中小企業やその従業員、そして消費者が、手頃な価格でゼロ・エミッション車を製造し、利用できる機会を創出するものだ」と、説明しています。

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カリフォルニア州では、すでに電気自動車などゼロ・エミッション車の「新車購入」を促進するためにいくつかのプログラムが用意されています。

しかし、今回提出されたSB301法案は、補助金があっても新車への乗り換えにかかる費用を捻出できない、経済的に余裕がない人でもゼロ・エミッション車を利用できるようにする目的のものです。

カリフォルニア州のクラシックカー所有者や愛好家も、カリフォルニア州の自動車文化の歴史を保護しながら二酸化炭素排出量削減に貢献できるとしています。

SB301法案では、カリフォルニア州民は、内燃機関搭載車をゼロ・エミッション車に改造することで最大2,000ドルを受け取ることが可能です。

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