※画像はイメージです。


google翻訳は実に便利だが、たまにはミスもあるようで…。
スペイン北西部ガリシアのアスポンテス村で開催されるフードフェスが、誤って翻訳され、女性の下半身の特定部位を示す言葉に表示されてしまい、大きな話題になっている。

本来は、地元の葉野菜「ラピニ」(アブラナ科、菜っ葉のようなもの)をテーマにした祭りなのだが、同地方の言語ガリシア語からこれを、google翻訳でスペイン語に翻訳したところ、このような誤訳になってしまった。HPにそのまま掲載、それを見た人々がギョッとする結果となった。

翻訳ミスでフードフェスが陰核フェスと誤表示 HP上に放送禁止用語あいつぎ、自治体混乱

これが「ラピニ」。


「ラピニ」のガリシア語は「芽」という意味を含んでおり、それをスペイン語の「grelo」に訳した場合、「芽」の意味も含みつつ、スラングとしてそれ以上に女性の特定部位を示す。

その結果HPには「1981年以来、ガリシア食文化で『それ』は人気のある食品だった」「ガリシア名産といえば…」などという言葉が踊ることになってしまったのだ。


ネット上では「スペインの奥地でとんでもない祭りが開かれるぞ…!」として大きな話題になり、それでようやく地元の人達もこの異常事態に気づいたという。

便利なネット翻訳機能だが、思わぬ落とし穴があったようで…。

文/関本尚子