【平成の映画業界を振り返る1】平成初頭にどん底となるも、シネコンとテレビ局効果でV字回復



平成に入り普及していったレンタルビデオも映画界復活に一役買った。映画館とテレビ放映でしか楽しめなかった映画に、レンタルビデオという視聴スタイルが加わり、消費者が映画を見る回数が増加。映画館へ足を運ぶきっかけを作った。

98年『踊る大捜査線 THE MOVIE』の大ヒットを皮切りに、テレビ局が映画製作に力を入れ始めたことも映画界復活の要因の1つだ。03年『踊る大捜査線 THE MOVIE2』が興収173.5億円をあげ邦画実写新記録を樹立して以降、06年『LIMIT OF LOVE 海猿』、07年『HERO』などテレビドラマ発の映画が次々と大ヒット。ドラマ発以外にもテレビ局が製作する映画が増えた。視聴率競争で培われた「観客の好みを重視した作品づくり」に加え、自局を活用した一大プロモーションの力もあり、次々とヒット作を生み出した。(文:相良智弘/フリーライター)

・【平成の映画業界を振り返る2】スタジオジブリディズニーハリー・ポッターがヒット連発

相良智弘(さがら・ともひろ)
日経BP社、カルチュア・コンビニエンス・クラブを経て、1997年の創刊時より「日経エンタテインメント!」の映画担当に。2010年からフリー。

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