米シネコン最大手が新作映画のデジタル配信容認、売り上げの一部を分配か?

       
米シネコン最大手が新作映画のデジタル配信容認、売り上げの一部を分配か?

デジタル配信で1億ドルを売り上げた『トロールズ ミュージック★パワー』/10月より日本公開

7月28日(現地時間)、全米最大のシネコンチェーンAMCはユニバーサルと提携を結び、新作映画の劇場公開17日後からデジタル配信を認めることになった。

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映画界には劇場公開開始からデジタル配信までの期間を3ヵ月空けなくてはいけないルールがある。これを守らない作品は大手のシネコンチェーンでは上映されない。例えばネットフリックス製作の『アイリッシュマン』はAMCのような大手の映画館では上映されず、独立系の小さな映画館でのみ上映された。今回の提携は長年存在してきたルールを崩す画期的なものだ。

実はAMCとユニバーサルはデジタル配信をめぐって激しく対立していた。4月、ユニバーサルはアニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』を劇場公開と同時にデジタル配信。「プレミアムVODレンタル」(48時間のレンタルで19ドル99セント)で配信し、1億ドルを売り上げた。1億ドルで大ヒットといわれる興行収入に匹敵する数字だ。ユニバーサルでは「『トロールズ』の結果は期待を上回るもので、プレミアムVODの可能性を証明してくれた。映画館が再開後も、新作を劇場公開と同時にデジタル配信する」と明らかにしていた。この動きに対しAMCは激怒。今後ユニバーサル作品を上映しないと発表していた。

提携内容の詳細は不明だが、映画業界紙バラエティでは「VOD売り上げの一部をAMCが得る」と報道している。来年、ユニバーサルは『ワイルド・スピード ジェットブレイク』『ジュラシック・ワールド』3作目、『ミニオンズ フィーバー』などの大作が控えていることから、映画界へ与える影響は大きそうだ。今後、他のメジャースタジオやシネコンチェーンが追随するのか、注目したい。(文:相良智弘/フリーライター)

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