劇場型犯罪の“声”となった子どもたちの運命を描いた重厚なドラマ

劇場型犯罪の“声”となった子どもたちの運命を描いた重厚なドラマ
       

『罪の声』
(C)2020 映画「罪の声」製作委員会

1984年に起きた未解決事件がモチーフの『罪の声』。スーパーなどの店頭に並ぶ菓子に青酸ソーダを混入させたものを置き、消費者の命を人質に複数の食品会社を標的にした企業脅迫事件を、いま40代後半以上の世代ならば鮮明に記憶しているだろう。誘拐や食品への毒物混入など凶行を繰り返しながら、関西弁でユーモアの効いた手紙で警察やマスコミを挑発した劇場型犯罪は、犯人グループの特定に至らないまま時効を迎えている。

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塩田武士の原作小説を小栗旬、星野源主演で映画化した『罪の声』は、企業名や関係者の名前などは架空のものに変えてあることを除けば、ほぼ実在の事件をなぞっている。すでに時効を迎えた事件の再取材を任され、それほど気乗りしないまま取材を始めた新聞記者の阿久津(小栗)と、父の遺品の中にあったカセットテープの音声から幼い自分の声が脅迫テープに使われたことに気づいた京都でテーラーを営む曽根(星野)。それぞれが35年前の事件の真相を追ううち、やがて点と点が結びつき、2人は協力しながら、派手な事件の裏に隠された真実に迫っていく。

1984年に実際に起きた事件で、企業に電話で大金の受け渡しを指示する際に使われた音声はTVやラジオで繰り返し放送された。意味もわからずに文言をそらんじているような幼い声を聞きながら、上手いこと考えついたものだと感心さえして、小気味よく思ったりしていた。だが、あの声の主は一体その後どうなったのだろうか?


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2020年10月29日の映画記事

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