
「この服、めっちゃおしゃれやな。」「ほんまや!」
都内のショッピングセンターで、どこからともなく聞こえてくる方言。もちろん、観光で訪れただけの人も多いのでしょう。しかし、東京に長く住んでいても、方言を使い続ける人も多くいます。
地方から上京しても、方言を使い続ける人はどれぐらいいるのでしょうか?
中でも、関西出身の人は東京に来ても関西弁を使い続ける人が多いといわれていますが、実際にはどうなのでしょうか。
まずは、地方から上京した経験のある社会人男女124人に質問しました。
Q.上京した際、標準語で話すようにしましたか?
はい......51人(41.1%)
いいえ......73人(58.9%)
上京した人全体のなかでは、標準語で話すようにした人は約4割となっています。その理由を見てみましょう。
■やっぱり恥ずかしい......
・笑われたことがあり、恥ずかしかった(女性/29歳/静岡県出身)
・なんとなく恥ずかしいから(女性/27歳/青森県出身)
・友人に指摘されたから(女性/28歳/愛知県出身)
周りの人から指摘されたりネタにされたりして、方言が恥ずかしくなってしまう人は多いようです。
・方言を使っても通じないから(男性/27歳/長崎県出身)
・伝わらないのがいやだから(女性/27歳/宮城県出身)
微妙なニュアンスが違っていたりしますよね。
・地元を離れると自然と標準語になる。(女性/23歳/福島県出身)
・自然に使わなくなった。(女性/25歳/広島県出身)