
韓国の文在寅政権が、来る3月29日に全米公開されるディズニー映画『ダンボ』(ティム・バートン監督)にまで「旭日旗だ!」とイチャモンをつけたという。
映画上映に先駆けて作ったティーザー・ポスターに対して、中に描かれたテントの図柄が「旭日旗を連想させる太陽光線のようだ。旭日旗は日本軍国主義の象徴だ」と、韓国政府直属の「反旭日旗撲滅運動活動家」徐敬徳・誠信女子大客員教授が、ディズニー社に撤回を求める「公開状」をフェイスブックに投稿したのだ。
これに折れたディズニー社は、別の図柄のポスターをネット上で公開したが、サーカスのテントの図柄は米国では戦前からあると“あきれ顔”だ。
実はこの「ダンボ」いじめには前段があった。昨年末、ロス公立学校の体育館の壁画に対し、市内の一地区に住むコリアン団体が「日本帝国主義のシンボルである旭日旗だ」「旭日旗はアジア全土を侵略し、アジア人民を弾圧し隷従させた人類に対する犯罪を象徴したものだ」と大騒ぎしたのだ。
大規模なデモにまで発展したことから、日韓の事情に疎く人口比率の高いコリアンに恐れをなしたヒスパニック系のロサンゼルス統一学区長は「土下座謝罪」までして撤回しようとした。
ところが「教育・言論の自由」「自由人権」では他の追従を許さぬ、かのヘレン・ケラーさんらが創設した全米で最も影響力のあるNGO団体『アメリカ市民自由連合』(ACLU)と、全米の学校長らが名を連ねている『アメリカ学校教育責任者協会』(AASA)が激怒し、この一件は落着した。