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ハロウィーンがいよいよ今月末に迫っている。
昨年のハロウィーンでは、東京・渋谷の街に集まった者たちが軽トラックを横転させるなど、一部で暴徒化。年々悪化をたどる事態を重く見た渋谷区は一時期、イベントの有料化も検討したいと話していたが、
「それでは『渋谷ハロウィーン』を公式に認めたことになる、などといった批判も多く、有料化は見合わせたようです」(イベントプランナー)
代わりに区は約1億円を、警備や啓発などの対策費に充てることを決めたと報じられている。
「その1億、被災地におくれないんか…」
しかし、この対策にもまた、批判が上がった。ネット上には厳しい意見が連なっている。
《ただ騒ぎたいヤツらに1億円かけるとか税金の無駄遣い》
《渋谷を封鎖した方が早い》
《渋谷区民から税収した金がこんなことに使われるとか…》
《呼び掛けで収まったら苦労しねぇよなぁ》
《その1億、(先の台風の)被災地に送れないんか…》
中には《警備にお金を使うより、衣装代や飲食費、宿泊費(タクシー代でも可)にお金を回してください!》といった〝斜め下〟の批判も…。
「多くの人が指摘している通りでしょうね。例えばゴミ問題。かつて、参加者に少しでも受け入れてもらいやすくしようとしたのか、行政側がハロウィーン仕様の特注ゴミ袋を用意したこともありましたが、ほとんど効果もなく無駄な出費だったと言えるでしょう。そして、若者からの人気の高い芸能人を起用した啓発PR広告。これにもおそらく多額のギャラが支払われているはずですが、効果のほどは怪しいものです」(同・プランナー)
それでも対策をしないわけにはいかない。
「行政側が何もしなければ、もっと批判は強まるでしょうしね。もっとも、一番批判されるべきはマナーの悪い一部参加者たちではあるのですが…。手前の宣伝ではありませんが、騒ぎたい人にはぜひ各地のイベント会場に足を運んでもらいたいですね」(同)
今年は当日の31日夜と、直近の週末にあたる26日夜がピークとみられている。少しでも、問題が減ることを願わずにいられない。
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