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昨年10月発売の『週刊文春』により、今年秋での番組終了が報じられた『とくダネ!』(フジテレビ系)。しかし、さまざまな要因が重なったことで、一転して〝番組継続〟が決まったという。
当時の「文春」によれば、「とくダネ!」は今年秋で放送終了。新番組のメインキャスターには、前月にフジテレビを退社しフリーとなった笠井信輔が就任予定だとされていた。フジ退社後の笠井が小倉と同じ事務所に所属したのも、こうした〝禅譲〟のためだったという。
「ここ数年、自身の衰えを感じた小倉さんは〝生涯現役〟というモットーを捨て、花道を作って隠居に入る筋道を立てていたそうです。その〝後継者〟に指名されたのが笠井。フジ退社の際も、小倉さんが強く誘い入れたことで事務所入りが実現したそうです」(芸能記者)
また、番組は笠井の退社と同じタイミングで大幅リニューアルをしており、ここにも小倉の意向が強く反映されていたという。
「昨年秋の改編時、小倉さんは編成とも話し合った上で、カズレーザーと社会学者の古市憲寿氏をスペシャルキャスターに就任させます。この〝ご指名〟は次期番組を見据えたもので、小倉さんは、キレ味鋭いインテリ芸人と忖度しない社会学者というタッグが、メインキャスターの笠井を支える体制を思い描いていたそう。つまり、昨年10月からの『とくダネ!』は、次期番組の〝プレ〟的意味合いがあったのです」(同・記者)