
(C)まいじつ
パワハラやセクハラ、容姿イジリといった従来のスタイルを否定することで、若い世代からの支持を受けて大ブレークしている「お笑い第7世代」の面々。一方、未だに自身のスタイルを貫き、〝時代錯誤〟に陥っている芸人がいる。『とんねるず』の木梨憲武だ。
「とんねるず」がウリにしてきたのは、内輪ネタやお色気、暴力的・威圧的な、現代の基準からすれば不適切な笑い。しかし、持ち味だけに脱却することもできないようで、未だにこのスタイルを貫いている。
11月29日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも、こうした一面があらわになった。この日のゲストだった俳優・佐藤浩市は、自身の思う〝変人〟に木梨を挙げ、急な電話で呼び出されたところ、いきなり歌の収録に参加させられた経験を告白。また、木梨のライブへの参加を一方的に決められるなど、バラエティーさながらの無茶振りを受けたことを明かした。
現代の価値観では寒いことに気付かない“老害芸人”に?
佐藤は「彼はいい意味で遊びと仕事の境目がはっきりしない、それは彼の良さ」と大人の対応を見せ、VTR出演した木梨からの釈明にもニッコリ。しかし、視聴者からは
《ホント調子乗った時代錯誤のオッサンって感じ》
《変人というか寒い》
《ノリさんの時代錯誤感やばい》
《バブルのノリを抜け出せない哀れな男》
《これほど価値観のアップデートができてない人も珍しい》
など、木梨の80年代的な悪ノリの芸風に〝キツイ〟と呆れる声が上がっていった。