三村智保九段が藤沢秀行名誉棋聖に学んだ「碁の芸術性」

三村智保九段が藤沢秀行名誉棋聖に学んだ「碁の芸術性」
拡大する(全2枚)
三村智保九段 撮影:小松士郎
三村智保(みむら・ともやす)・45歳。
この人ほど「実力者」という言葉がぴったり当てはまる棋士はいない。21歳で名人戦リーグ入りしてスターダムに乗り、25歳で新人王戦優勝、翌年2連覇。その後もコンスタントに三大リーグ入りを果たし、時には挑戦者争いにも加わった。
ハイライトは2003年、33歳でのNHK杯優勝。続くテレビアジア選手権でも韓国・中国の強豪を連破して準優勝に輝いた。
そして現在は地元の千葉県において積極的に普及活動へと取り組み、着実に囲碁ファンの裾野を広げている。
そんな三村九段を育てた2人の師について話を聞いた。

* * *

■中学生名人からプロの道へ

生まれは福岡県なのですが、父の転勤で幼稚園のときに千葉県に引っ越しました。それで友達がいなくて、やることもないという状態のときに自分から父に「碁を教えてくれ」と頼んだのです。父が碁を打っているのを、よく見ていたものですから…。
よく行くようになった碁会所に、田岡敬一さんという囲碁の観戦記者をされていた先生がいまして、やがてこの方の家に通って教わるようになりました。毎週土日に通って、一日に一局か二局打って、その後に手直し――最初は五子から教わり始め、様子を見て少しずつ置石を減らしていただきました。ですから僕にとっては田岡先生が最初の師匠です。
小学校5年生のときに全国少年少女囲碁大会が創設されまして、僕は千葉県代表として出場し7位でした。翌年は6位で、中学1年生のときに全国優勝──まだまだ弱かったと思うのですが、小学生時代のライバルたちが皆、プロの道を志して院生になっていたため、僕が運よく優勝できたのだと思っています。とはいえ中学生名人になれた経験は大きく、大きな自信になったことは間違いありません。

この記事の画像

「三村智保九段が藤沢秀行名誉棋聖に学んだ「碁の芸術性」」の画像1 「三村智保九段が藤沢秀行名誉棋聖に学んだ「碁の芸術性」」の画像2
NHKテキストビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

コラムニュースランキング

コラムランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

このカテゴリーについて

生活雑貨、グルメ、DIY、生活に役立つ裏技術を紹介。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。

お買いものリンク