張栩九段が13路盤をすすめる理由

張栩九段が13路盤をすすめる理由
張栩九段。撮影:藤田浩司
通常、囲碁は19路盤で打つものだが、初心者には広すぎる。4路盤を考案した張栩(チョウ・ウ)九段は、13路盤で勉強することは非常に有効だと話す。13路盤の持つ魅力を、張栩九段に聞いた。

* * *

僕自身も子供二人に碁を教えているので、その経験から言いますと、やはりいきなり19路盤というのは、初心者・初級者にとっては広すぎる感じがありますね。ですから小さい碁盤から始めるのは、とても理にかなっていると思います。
僕は入門者のために4路盤を考案したのですが、これは対局ではなく「碁のルールや基礎を覚えるためのパズル」です。
9路盤にまで広がれば立派な対局で、石の取り方や地の囲い方、手筋、ヨセといった要素を十分に学ぶことができます。碁を覚えてからしばらくは9路盤だけをやっていても、かなりのことを身に付けることができるでしょう。ただし9路盤には「布石」の要素がほとんどありません。その点で13路盤なら、序盤感覚もしっかりと磨くことができるので、13路盤は「非常にバランスがいい」と言えます。
「バランスがいい」とは、序盤、中盤、終盤と、すべての要素が偏りなくちりばめられているという意味です。この13路盤でしっかりとした碁を打つことができるようになれたら、その技術は間違いなく、19路盤にそのまま応用することができます。つまり、級位者が初段を目指すにあたって13路盤で勉強するのは、非常に有効な方法なのです。
■『NHK囲碁講座』2013年9月号より

あわせて読みたい

NHKテキストビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ライフスタイルニュースアクセスランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2013年10月8日のライフスタイル記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

生活雑貨、グルメ、DIY、生活に役立つ裏技術を紹介。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。