金獲得の日本サッカーに賞賛、中国紙も「観客にブーイングの資格なし」。

金獲得の日本サッカーに賞賛、中国紙も「観客にブーイングの資格なし」。
第16回アジア競技大会(広州)で金メダルを獲得し、同大会で初めて頂点に立った関塚ジャパン。大会前はJリーグの控え選手や大学生が主体のチーム構成を疑問視する声もそこかしこで聞かれたが、そうした予想を覆す結果に選手たちはもちろん、日本のサッカーファンも歓喜に沸いている状態だ。中国でも日本チームの金メダル獲得が確定するや否や、さまざまな報道がされており、中には日本戦でブーイングを繰り返す観客に対して「その資格なし」と、行動を改めるよう促すメディアもある。  

アジア競技大会を専門に報道している華奥星空は、「日本チームは中国人から尊敬の念を受けるべき」との刺激的な見出しで、日本チームを称えている。同メディアはまず、日本が多くの逆境を乗り越えて金メダルを勝ち取ったことを賞賛。ドイツで活躍する香川真司選手がいなかったこと、若い選手が主体であったこと、合宿期間が短かったことなどを伝えるとともに、毎試合少なくとも3万人にも及ぶ観客からブーイングを受けるという完全アウェーの中、全試合で勝利を収め、17ゴール1失点という記録を達成した事実は「尊敬に値する」と賛辞を送っている。

その上で同メディアは日本チームと中国チームを比較。両者によるこれまでの戦いを振り返り、「(日本チームは中国の観客による)ブーイングに影響されないようだ」とし、「両国の間にかなりの実力差がある証拠」と分析している。そして「日本チームから学ぶべきことは多い」とし、試合に負けて憤りだけを累積させている中国チームや観客に警鐘。「累積すべきは(憤りではなく)経験と教訓だ」と述べ、今後の中国サッカー発展のためには、ブーイングよりも前にすべきことがたくさんあるとの論調だ。

なお、この報道に対する中国のネットユーザーの意見は、大部分が同国サッカーへの批判。「日本に金メダルを奪われたことは悔しいが、日本サッカーの実力は認めざるをえない」と複雑な思いを吐露するコメントも数多くみられる。


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