ステレオポニーが地元に凱旋、阿部寛主演「天国からのエール」舞台挨拶で。

ステレオポニーが地元に凱旋、阿部寛主演「天国からのエール」舞台挨拶で。
沖縄の小さな弁当屋で生まれた感動の実話を映画化した「天国からのエール」(主演:阿部寛)のプレミア試写会が、映画の舞台である沖縄県北部の本部町で行われ、出演するミムラ、主題歌のステレオポニー、メガホンを執った熊澤誓人監督が舞台挨拶に登壇した。

「天国からのエール」は、プロのアーティストを輩出し続ける実在の音楽スタジオ「あじさい音楽村」の創設者で、“ニイニイ”と呼ばれ町の若者たちに慕われた仲宗根陽(なかそね・ひかる)さんの実話を映画化した作品。今回の会場もある本部町で全編ロケが行われた。

仲宗根さんは故郷の本部町で小さな弁当屋「あじさい弁当」を営む傍ら、1998年に弁当屋の地下に借金をして手作りの音楽スタジオ「あじさい音楽村」を創設。すべて無料で開放したところ高校生を中心に大人気となり、やがてプロを目指す若者が増えると有限会社あじさいミュージックを設立し、数々のアーティストをメジャーデビューさせた。しかし、2005年8月に腎臓がんと診断され、2008年1月に余命3か月と宣告。2009年11月15日に42歳の若さで亡くなった。

主題歌を歌うステレオポニーは、仲宗根さんが未来を生きる若者たちへエールを送り続けたこの「あじさい音楽村」の出身。彼女らにとって“ニイニイ”は「父のような存在」だったそうで、「ニイニイへの曲を作るのは本当に難しくて長い間作ってやめての繰り返しでした。でも今回映画に支えられて背中を押してもらって主題歌『ありがとう』を作ることが出来ました」と、“ニイニイ”に贈る歌が完成するまでは苦しい道のりだったという。

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