これまで前田から何回か相談を受けていた秋元氏は「もちろん、引き止めました」としながらも、話し合いをしていく中で最終的には「自分で決めなさい」と決断を前田に委ね、「もし、発表するならSSAの最終日」と話していたそう。そして迎えた25日の公演で「前田が胸に手を当て、落ち着こうとしているのを見た時、『発表するつもりだな』と思いました」と、“その時”を振り返っている。
また、秋元氏は「前田敦子はストイックです。なあなあな関係が嫌いで自分を追い込みます。孤独です。
その上で「そんな不器用な前田を6年半もセンターに指名してしまったわけですから、もう前田の好きにさせてあげたいと思いました」と、最終的にこの決断に至った胸中を明かし、「具体的なことは、まだ何も決まっていませんが、みんなで前田の卒業を祝ってあげませんか?」とファンに呼びかけている。
前田は25日の公演のアンコールで、涙ながらに「私は14歳のときにAKBのオーディションを受けました。
2005年の「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、AKB48の1期生となった前田は、グループ発足時から中心メンバーの一人として活躍。2009年の「AKB48 13thシングル選抜総選挙」では1位、2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙」は2位、2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」では1位となるなど、“不動のエース”として絶対的な人気を誇っている。
一方、AKB48の活動と並行して、2007年から女優としても映画やドラマに出演。昨年は映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ系)で共に初主演を務め、今年の冬ドラマ(1~3月期)では「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(TBS系)に出演した。
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