タレントの東野幸治(57歳)が、8月30日に放送されたラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(TokyoFM)に出演。先日、15年ぶりの再結成を発表した英ロックバンド・オアシスに対する思いを語った。


先日、オアシスが再結成を発表した際、自身のInstagramに「オアシスが復活したよ。2枚目のアルバムのモーニング・グローリーはオアシス最高のアルバム。俺が何が言いたかって、結局今月発売のロッキンオンは買わなきゃ。こんな気持ち20年ぶり!ありがとうギャラガー兄弟!もうケンカするな!」と投稿していた東野に、番組パーソナリティの元放送作家・鈴木おさむ氏が「オアシスに対しての熱が高いですね」と話を振る。

これに東野は「もともと俺ね、中学2年生の時に洋楽に出会ってるんですよ。(いま)57歳なんですね。だからど真ん中が、最初聴いたのがクイーンなんですよ。クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』ってアルバムがあって、それ初めて聴いて、今まで歌謡曲しか知らなかったんですよ。ビックリして。『世界にこんな音楽があるんだ…』ということで、そこからクイーンとか、ポリスとか、ローリング・ストーンズとか、ザ・クラッシュとか聴いて、中学時代に洋楽聴いて、高校時代からアルバイトしたりとかしてなんか聴く時間とかなくて」と一度は疎遠になったと、洋楽との出会いや遍歴を語る。

そして「芸人になって東京行って、初めて車C200買ったんですよね、ベンツの。それの車内で聴く音楽で、洋楽とか昔の聴いてた時に、オアシスにちょっと遅れて出会って、そこからオアシスとブラーとか、とにかく聴いてる」「CDチェンジャーみたいな、(車の)後ろに。
トランク開けたら、右隅の方に箱みたいなのがあって、そこにCD10枚入れるんです。CD10枚入れて、車で運転してる時に、ステレオのところに1から10までボタンを押したら、その1のところに入れたオアシスの『モーニング・グローリー』やったら、1曲流れるとか。オアシスずっと聴いてて」というのが、オアシスに目覚めたきっかけだという。

CDチェンジャーには「ビースティ・ボーイズとか、なんかこう(音楽雑誌の)『ロッキング・オン』を見て、『これがええんや』みたいなんで。そういう『ごっつ』やってる頃とか『笑っていいとも!』やってる頃は、車の行き来はそれ聴いてたね。大好きで」と語る。

また、オアシスのライブにも「1回(タレントの)ふかわりょうくんと、横浜アリーナ」に行ったことがあるそうで、「僕の周りに洋楽聴く人がいないんですよ」と、同伴者がふかわだった理由も説明。「ダウンタウンさんなんて、浜田(雅功)さんなんて、ずっと昔の歌謡曲聴いてるし。板尾(創路)さんとかは矢沢永吉さんとかだし、洋楽聴く人があんまり周りにいない。今田(耕司)さんはマイケル・ジャクソンとか、マドンナとかの、MTVみたいな、80年代のアメリカなんですよ。ちょっとイギリスな感じは周りにいなくて、ふかわりょうくん、『いいとも!』一緒にやってるから横浜アリーナ2人で」行ったという。

そんなオアシスのライブは「初オアシスで、ギャラガー兄弟って、リアム・ギャラガーと兄ちゃんがノエル・ギャラガー2人いてるんですよ。
すごい仲悪い、僕は“若貴”って呼んでるんですけど(笑)。“若貴”が仲悪くて解散したんですけど。『ロッキング・オン』の雑誌を読んでいると、ライブ中に喧嘩してノエルが帰ったとか、リアムが帰ったみたいなハラハラドキドキみたいなのがあったから、ええライブでもいいし、どっちか帰ってもいいじゃないですか。ファンとしては。行ったら、ド派手な演出は一切ない。ほんま営業みたいなライブで。ほんまにただ、後ろ色がいろいろ変わる、赤とか黄色変わるみたいなやつだけでヒット曲を延々歌って、たまにリアムがタンバリン持って客に歌わせてみたいな感じで終わっていくっていうライブでした」と振り返る。

鈴木氏に「良かったんですか?」と聞かれた東野は「そんなに張り切ってくれへんねんな(笑)」と笑った。

ちなみに、東野は東京ドームで行われたブルーノ・マーズのライブにも行ったそうで、今まで行った洋楽のライブで「一番ファンサービス良かったです」とのこと。「(ブルーノ・マーズは)日本語で『好きだよ』とか『可愛い』とか言って、それはもうオアシスは何にもふてくされて。でもそれも見に来てる感じもあって」と語った。

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