番組終盤、パンサー向井が「今ね、SNSでちょっと話題になってるフジテレビのアナウンサーの方達の、フジテレビが公式で出した動画で。要は今話題の男性アナウンサー。新入社員だけど、風格がある。ベテランっぽく見える感じの人。で、スタジオに要は美男美女のアナウンサーの方たちがいて。で、番組のスペシャルで作ったTシャツみたいなのをみんな着てるけど。それを要はオフのイジり」とフジテレビの上垣皓太朗アナがイジられたことについて切り出す。
向井は「大前提として、たしかにイヤな感じに見えるっちゃ見えるんですよ。構図として」と、ルッキズム的な要素があり、イジり自体も「面白くないの、単純に」と指摘した上で、「にしても、その(SNSで)言ってる人達、怒ってる人達で、正当に怒ってる人もいるのかもしれないけど、『言われてる人が可哀想じゃないか』とか『言われてる人が我慢してて偉い』とか『本当、不快に思ってるのにそれを出さなくて偉い』とか。それは、もうマジで分かんないから」と話し、「言ったことに対して、面白くないよなぁって思うのはもちろん自由。『あの人、性格悪そうだよね』とか『嫌だよね』って言うのはもちろん自由なんだけど。それに便乗して、被害者っていうか、言われた側の人の気持ちを勝手に想像して、勝手にそうだと決めつけて『あんなことを言うのはひどい』っていうのは、もう、むしろ言ってる人に加害が入ってるというか。
向井は「実際に言われた人の気持ちが1番だから、この話って。それを勝手に推測して『こうであろう』で、さらに怒りを燃やしてその言った人達に向かうっていうことが、意味ないって思うということを、なんか言いたかったです」と語った。