クリントン陣営、激戦州3州で票の再集計に参加

<ハッキングなど外からの不正工作はなかったことを確認済みだったクリントン陣営だが、票の数え直しには改めて参加を表明。もっとも、激戦州で選挙人を奪い返すのは厳しい>

 米大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントンン陣営は、選挙に不正行為は見つからなかったと認めたうえで、ウィスコンシン州を含めた激戦州3州で票の再集計を支持する方針を固めた。

 クリントン陣営の顧問マーク・エリアスが、オンラインメディア「ミディアム」に寄稿。ドナルド・トランプ次期大統領が制したウィスコンシン州、ペンシルベニア州、ミシガン州の3つの激戦州について、第3党「緑の党」の大統領候補だったジル・スタインが求めている票の再集計に、クリントン陣営も参加する義務があると述べた。ウィスコンシン州では25日に緑の党の要請が受理されたが、残る2州でも同様に再集計の実施に持ち込むには期限が迫っている。ペンシルベニア州は28日、ミシガン州は30日がタイムリミットだ。

不正はなかったが

「選挙に不正行為があったとする様々な主張を調査するため、時間や労力を費やしてくれたすべての人々に感謝している」とエリアスは書いた。「我々はそうした努力を通じて不正はなかったと考えている。だが実際に再集計が行なわれることになった今、ヒラリー・クリントンに投票した6400万人超のアメリカ人のためにも、正当な集計結果が確実に公表されるよう、我々には一連の再集計に参加する義務がある」

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