イバンカのアパレル工場は時給1ドルのブラック企業だった

       
<「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇う」が父トランプの公約なのに――言っていることとやっていることが噛み合わないのだから笑われるわけだ>

ドナルド・トランプ米大統領の娘イバンカのファッションブランド「イバンカ・トランプ」の洋服を作る中国の工場は週60時間労働で時給は約1ドルだということがわかった。

非営利組織「公正労働協会」(FLA)が昨年10月、イバンカ・トランプの商品生産を2012年から独占的に請け負うG-IIIアパレルグループの工場を検査し、その結果をワシントン・ポストが記事にした。同グループは販売価格158ドルのドレスや79ドルのブラウスなどを作っている。

FLAの査察官は2日間の工場見学を実施。工員の休暇は年間5日で、労働組合が存在しない。また、工員らは安全手順に関する訓練が抜けていると警告した。

工員の月給は273~303ドルで、国家統計局によれば平均的な製造業労働者のおよそ半分だ。

【参考記事】中国はなぜイバンカ・トランプに夢中なのか

【参考記事】「低賃金時代はもう終わる」

まさに「利益相反」

トランプ大統領は選挙中から「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇う」と「米国第一」主義を掲げるスローガンを繰り返し使ってきた。先週18日にトランプは米国製品の購入や米国民の雇用を促す大統領令に署名した。娘のイバンカはずっとその父の味方だったが、自分も中国人の労働者を安く使って利益を上げていたのだ。

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