「英語でなくていいんだ!」やさしい日本語でやさしいおもてなし

<外国人に対しては「英語で話さなくちゃ!」と構えてしまい、うまくコミュニケーションが取れない日本人が多いようだが、「やさしい日本語」で話しかけてみるというやり方もある>

「やさしい日本語で話してくれてありがとう」と話すのは、箱根を歩いていた数人の外国人留学生の1人。胸には「やさしい日本語、お願いします」というメッセージの見なれないバッジを付けている。

胸のバッジに気付くと、お店の人をはじめ周りの人はゆっくり言ったり、身振り手振りを加えたり、コミュニケーションの工夫をしてくれたという。"やさしい日本語"で話しかけられた留学生の顔にも、一生懸命自分の伝えたいことが伝えられたという一種の爽快感、達成感が感じられた。

バッジを作ったのは、「やさしい日本語」という日本人と外国人が気持ちを通わせる新たなコミュニケーション方法を提案している「日本語ツーリズム研究会」。

8月初め、研究会代表でもある加藤好崇・東海大学教授の指導の下、東海大学の留学生に"やさしい日本語バッジ"を着用して箱根観光をしてもらい、日本人との会話にどんな変化が起こるかを調査した。留学生が立ち寄った店の人は「英語でなくていいのだと思った。こんなバッジがあると接客で助かる」と話す。

加藤教授は実験の観察結果について、こうコメントしている。「アラブ系、ヨーロッパ系、アジア系、東南アジア系の4つのグループの留学生に、バッジをつけて観光地を回ってもらった。かなり目にとまるようで、お店の人はやさしい日本語を使って話をしてくれた。やはり日本語を使うことで心理的な壁は低くなることは間違いないだろうし、バッジがコミュニケーション促進に役に立つことも分かった」

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