ドイツで極右政党が第3党に 躍進の3つの要因

       
<連邦議会に初の議席を獲得した極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」。ナチスの過去を持つ国で過激な主張が浸透した訳は>

獲得議席は94議席、得票率は12.6%――9月24日に行われたドイツ総選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第3党になった。躍進の理由は既におなじみのもの。ポピュリズム、反移民・反イスラム感情、2大政党の協力体制への反感に訴えたおかげだ。

ミナレット(イスラム礼拝所の尖塔)禁止などを主張してきたAfDが連邦議会に議席を得たのは初めて。ドイツで極右政党がこれほど多くの議席を手にしたのも、ナチス以降初めてだ。

これはヨーロッパ各国に広がる現象の最新の形だ。ハンガリーでは、強権的なオルバン政権が第3党で極右のヨッビクと協調。フランスの極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首は今年5月の大統領選で敗れたものの、得票率は34%に迫った。

アメリカでもそうだ。昨年の大統領選では、反移民的主張をぶち上げた候補が勝利した。

過激な政党は当初、マイナーな存在として軽視されがちだった。その1つだったAfDがここまでのし上がったのはなぜか。要因は3つある。

第1に、ドイツの世論調査機関インフラテスト・ディマップによれば、総選挙でAfDに投票した有権者の半数近くは、アンゲラ・メルケル首相率いる保守派政党、キリスト教民主同盟(CDU)の元支持者だ。メルケルは自党の立場を離れ、大連立の相手だった社会民主党(SPD)の進歩的政策に同意し過ぎると批判されていた。

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「ドイツで極右政党が第3党に 躍進の3つの要因」の みんなの反応 11
  • 匿名さん 通報

    偽装移民にテロ集団暴行されてもなお人道、体裁取り繕うのが好きなドイツ人。それにノーと言う人達がでてきたのは必然。

    3
  • 匿名さん 通報

    国は国民をまず守ってくださいよ。

    2
  • 匿名さん 通報

    ドイツ人の生命、生活を守ると言うとなぜ極右になるのか。

    2
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2017年10月5日の国際総合記事

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