「プーチン皇帝」に反対した野党指導者と参加者1600人が拘束

<ウラジーミル・プーチンの4期目の大統領就任式を目前に反プーチン集会を行ったナワリヌイは逮捕された>

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を批判する野党指導者の急先鋒、アレクセイ・ナワリヌイが5月5日、自ら呼びかけた反プーチンの抗議集会で逮捕された。

3月のロシア大統領選でまたしても立候補を阻まれたナワリヌイは、5月7日にスタートする通算4期目となるプーチンの大統領就任に反対するため、ロシア全土で抗議集会を組織した。だが集会の開始前からナワリヌイの多数の支持者が逮捕され、彼も首都モスクワの会場に姿を見せて間もなく、警察に身柄を拘束された。

「(プーチンの)独裁、汚職、格差、監視、不法行為に抗議するため、祖国の街頭に繰り出そう」と、ナワリヌイ率いるチームはロシアのSNSサイト「フコンタクチェ」(VKontakte)に投稿し、全国の支持者に参加を呼びかけた。

ナワリヌイと支持者らは続々とSNSに投稿し、プーチンは事実上「皇帝」のようにロシアを支配していると批判。集会では、「彼は皇帝ではない」というスローガンを掲げた。ナワリヌイはモスクワ中心部プーシキン広場に集まった群衆の前に姿を現した後に逮捕されたと、独立系ニュースサイト「メドゥーサ」は報じた。過去の集会では、会場に到着すらできずに逮捕されたこともあった。

反プーチン派も大勢いる

3期目のプーチンは、2014年のウクライナ南部のクリミア併合と、欧米諸国によるロシア制裁包囲網が復活したのを追い風に、支持率が跳ね上がった。だが経済のほうは低迷し、実質所得は落ち込み、公共サービスも悪化の一途をたどっている。

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