「女の子」か「女性」か? 言葉のパワーの重要性

       
アンゲラ・メルケルのことを「ドイツ首相を務める女の子」と呼ぶだろうか?――答えはノー>

「女の子」と使っていいのは13歳以下に限定するべき。それ以降には「10代の」と付け、16歳前後からは『若い女性』と呼べばいい。そして18歳より年上はすべて「女性」――ジャーナリストのハンナ・ジェーン・パーキンソンは過去に、英ガーディアン紙でこのように提案した。

「女の子」という呼び方、そして背景にある問題は私たちの文化に深く染み付いている。日本だけでなく海外においても、男性も女性も日常的にこの言葉を使うからだ。それも大概、ポジティブな意味合いで良かれと思って。

セクハラに関する報道は「ネタ」になるものばかりが大きく取り上げられているが、まずは身近なこの問題に向き合いたい。

女性としての尊厳と引き換えに...

米ハフィントンポストに掲載された、カリフォルニア在住のライター、タビー・ビドルの記事では、女性に対して「女の子」と使うの理由がこう述べられている。

「『女の子』と言うことによって『ガールパワー』を再認識できるからよ。私自身含めてね」。さらにこう続ける。「私が考える『女の子』は、愉快で、冒険心と追求心があって、そして大胆な人」。「『女性』という場合は、強くて、自信と責任感を持っていて、面倒見がよく、そしてグローバルな考え方のできる人」

それにしてもなぜ、「ガールパワー」と「ウーマンパワー」は別物として扱われるのだろうか?――女性は強い、けれどユーモアに欠ける。責任感がある、けれど保守的。グローバルにものごとを捉えることができる、けれど思い切った発想ができない。つまりはこういうことなのだろうか?

あわせて読みたい

ニューズウィークの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

海外ニュース

海外ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2018年5月30日の国際総合記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界の経済情報、政治、外交、宗教や事件など世界中の情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。