「地球は平面」と主張する人々が、丸い地球に出会ったら

<地球平面説を唱える運動を追ったネットフリックスのドキュメンタリーは、どんな証拠を突き付けられても自説を曲げない「信者」たちの知られざる心理に迫る>

現在ネットフリックスで配信中のドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・カーブ─地球平面説―』(2018年)には、首を傾げたくなる瞬間がたくさんある。その大半が地球平面説を提唱する人々、とくにユーチューバーのマーク・サージェントの登場場面だ。

この作品で最も驚くべきことは、地球は平らと信じる人々が自らの実験で自説が完全に否定されても、頑として真実を認めようとしないことかもしれない。作品中で紹介される2つの実験は、平面説の信者の期待とは正反対の結果になった。そのひとつである光源を使った実験は、作品の最後を飾るにふさわしい衝撃をもたらす。

ワシントン州ウィドビー島に住むマーク・サージェントは、島の海岸から対岸のシアトルの高層ビルが見えることを指摘、地球が平面である証拠だと主張する。

「科学者は反論するのに必死だ」と、彼は言う。「天体物理学者のニール・ドグラース・タイソン、俺たちにとっては名前を口にするのも嫌な奴だけれど、あいつは俺たちの説を反知性主義で、文明と民主主義の終わりを意味する運動だと抜かした」

ドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・カーブ―地球平面説―』(2018年)では、人々が科学実験で地球平面説を証明しようとするが......('Behind the Curve'、ネットフリックス配信中)

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