3度のミサイル発射、北朝鮮は「安保理決議違反」ではないと主張 

<軍事境界線で会うというパフォーマンスも含め、3度にわたって「歴史的な」会談を重ねてきたのに、金正恩が弾道ミサイル発射を繰り返すのは、和平プロセスがまたも頓挫している証拠ではないのか>

7月下旬以降、北朝鮮が3回にわたりミサイル発射を行った問題で、北朝鮮は国連安保理決議違反だとする国際社会の批判に北朝鮮が反発している。そもそも署名していないのだからそうした批判は的外れだというのだ。

2回目の発射を受けてイギリスの国連代表部は、フランスとドイツの代表部とともに「ここ数日の北朝鮮による弾道ミサイル発射に対する懸念」を表明するとともに、「国連安保理決議違反であるそうした発射を非難」した。だがその数時間後の2日、北朝鮮は3回目の発射を行うとともに声明を出した。

<参考記事>北朝鮮のミサイル発射直後、アメリカはICBMを発射していた
<参考記事>侮るなかれ、北朝鮮の「飛翔体」 新型短距離ミサイルはICBM超える脅威

国営朝鮮中央通信によれば、北朝鮮外務省の報道官は「(北朝鮮は)違法に勝手にねつ造された国連『決議』を認めたこともなければ将来的にも認めるつもりはない」との談話を発表した。

報道官は「当事者が認めてもいないそうした『決議』をでっち上げ、主権国家の主権に関わる問題についてあれこれ口出しをするのは、北朝鮮に対する侮辱、軽視、そして深刻な挑発だ」とも述べたという。

韓国国防省によれば、25日に発射されたのは移動式の短距離地対空ミサイルで最高高度は約50キロ、飛行距離は約600キロだった。31日に行われた「多連装ロケットランチャーシステム」の試験発射では、高度は30キロ、飛行距離は250キロだった。

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