無駄話等をして仕事を怠けることを慣用句で「油を売る」と言う。
ところでこの“油”って何の油だろうか?サラダ油?ゴマ油?石油?
調べてみると食用ではない意外な油だった!?

髪油の行商人のセールストークが語源!?
江戸時代、女性用の髪油を売る行商人がいた。
販売の際に女性客の機嫌を取るために世間話をしながら売ることが多かったという。それが端から見ると呑気に怠けているように見え、「油を売る」という慣用句が生まれたといわれている。
「油を売る」と言う言葉はあまりいい意味では使われないが、行商人が世間話をしてお客の心をつかむことは商売の上では無駄ではなかったはずだ。
時にはリフレッシュを兼ねて油を売ることも、仕事において必要なのかもしれない。

※諸説あります。

参考:2006年10月14日「産経新聞」


(written by 山崎健治)
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