新型コロナウイルスの影響により、2020年4月から生活様式が一変してしまいました。
働き方ではテレワークの導入が急激に進み、出社の回数が減ったり、混雑する時間帯を避けたオフピーク通勤を推奨する企業も多くなりました。


 
東京都在住の筆者が所属する会社もテレワーク、リモート会議などなど働き方改革が行われ、出社の頻度が激減。自宅で仕事をする時間が大幅に増えました。

そんなテレワーク生活を続けて約1年半。ふと、こんなことを思ってしまいました。

「俺、東京にいなくてもよくね?」

1日中自宅にいて仕事や会議をリモートで行い、急きょ外出しなくてはいけない状況にもなったことがなく、出社も月に数回…。ちょっと気分も変えてみたい。

ということで…
もう少し家賃の安い神奈川県、千葉県、埼玉県の郊外に引っ越そうかなとも思いましたが、それではコロナ禍が収束し、世の中の流れが元に戻った時に通勤時間がとんでもないことになり不便になってしまいます。やはり拠点は東京に持っておきたいです…。


しばらく北海道の実家に帰って仕事をしようかとも思いましたが、コロナ禍で東京から田舎に帰るのはちょっと…。

「ああ…やっぱり東京にいないとダメかな…」

そんなことを思いながらなんとなくネットサーフィンしていると…コロンブスの卵的発想が!そう!!!

“ワーケーション”
普段の職場や自宅を離れて、テレワーク環境の整った旅先で、リフレッシュしながら仕事をする新しい働き方・新しい旅のスタイルです。

生活の拠点は変えたくない、ちょっと気分を変えてみたい、そんなことを思っている筆者にピッタリです!

思い立ったら行動しないと気が済まない性格なので、早速会社と調整。
基本的にテレワークが導入されているので、社内調整は特に問題なくできました。
さて、肝心なのは“どこに行くか”。なんとなく希望する条件を書き起こしてみました。

【大井川鉄朗的ワーケーションの5つの希望】
①ワーケーションの受け入れに積極的な市町村に行きたい!
②海の幸が美味しいところに行きたい! 
③サイクリングロードが整備されているところに行きたい!
④もし何かあったとき、電車ですぐに東京に戻れる場所がいい!
⑤とは言え関東は脱出したい! 

せっかく行くならワーケーションの受け入れに積極的で、美味しい食べ物があるところに行きたいです。魚介類には目が無いので、美味しい海の幸を堪能したいです。
そして趣味のサイクリングも楽しみたいので、サイクリングロードが整備されていると良いですね。
しかし、仕事の都合で急きょ東京に戻らなくては行けなくなったときには電車ですぐに東京に帰ることができるところが安心できます。
とは言え、せっかくなら関東は脱出したいと思っています。

ちょっと無理かな…と思いつつもリサーチャーとしてインターネットを駆使して徹底的に調べてみると…ありました、最高の場所が。その場所とは…

“日本のハワイ”こと福島県いわき市!!!!!!

 
実はいわき市は、福島県がワーケーションに適している場所として、PRにかなり力を入れています。もちろん海もあって魚介類も美味しい!

 うにをホッキ貝の殻に盛り付け蒸し焼きにした「うにの貝焼き」

さらに、2021年3月に全線開通となったばかりの「いわき七浜海道」というサイクリングロードもあります!
福島県なのでもちろん東北!関東を脱出したいという希望も叶い、いわき駅アクセスはJR常磐線・特急ひたちで品川駅から約2時間30分!これなら何かあってもすぐに東京に戻れます。

いわき湯本の温泉宿の女将の皆さんが着物でフラを踊る「フラ女将」

映画『フラガール』の舞台にもなった「スパリゾートハワイアンズ」があり、フラガールズ甲子園も開催されるいわき市は“日本のハワイ”、“東北のハワイ”とも呼ばれています!
東京からたった2時間30分でしっかりリゾート気分を味わえ、美味しいものや温泉まである…。いわき市は最高のワーケーションの場所なのではないでしょうか。

ということで、ワーケーションのPRなどを担当している福島県いわき地方振興局さんに話を聞いてみることに。

すると、ワーケーション施設や人気観光地などを情報提供いただき、福島県いわき地方振興局協力の元、いわき市にワーケーションに行くことが決定しました!

さらに…
「今なら県外在住の方が、福島県内に一定期間滞在し、コワーキングスペースなどでテレワークを行った場合に、かかった費用の一部を補助する補助金もあるんですよ!」
と全く知らなかった“補助金”の存在も教えていただきました!

福島でのワーケーションがお得になるこの補助金、詳しくは次回お伝えします!!!

取材協力 : 福島県いわき地方振興局


(Written by 大井川鉄朗)

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