管理栄養士のともゆみです。農家向けの月刊誌『家の光』で、なんと87年前のレシピをアレンジした「サバ缶バーグ」なる一品を発見しました。
限られた食料から栄養を摂る必要があった、当時の知恵を生かしているとのこと。ふっくらと焼き上げるためのコツがあるそうですよ。気になるので作ってみることにします♪

【サバ缶がここまで化ける!】缶汁ごと使って「春キャベツ×トマト」を煮込んでみた!バターで濃厚旨味♪

「サバ缶バーグ」はこの雑誌から…

「サバ缶バーグ」は、農家向けの月刊誌『家の光』の別冊付録で見つけました。『家の光』という雑誌は、大正14年(1925年)に創刊されたJAグループのファミリー・マガジンです。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を掲載しています。

100周年を迎えた『家の光』2025年5月号には「いま、よみがえる『家の光』台所の知恵ベストセレクション」という別冊付録が付いていました。100年分の記事から厳選した「台所の知恵」を、現代でも実践しやすいようにアレンジして紹介していますよ。

魚臭さゼロ!87年前の知恵レシピ「サバ缶バーグ」が新感覚だった♪感動レベルのふっくら仕上げの秘訣とは?


戦時中は、限られた食料で栄養を摂ることが求められた時代。昭和14年6月号では、サバににんじんや長ねぎを混ぜた料理を紹介しています。そこからヒントを得て現代風にアレンジした「サバ缶バーグ」は、その名の通りサバ缶を使うので手軽に作れそう。

さっそくクッキングスタートです♪

「サバ缶バーグ」の材料と作り方

【材料】
サバ水煮缶…2缶(320g)
にんじん(すりおろす)…2/3本(100g)
長ねぎ(みじん切り)…1/2本(50g)

[A]
卵…1個
おろししょうが…小さじ1
米粉…大さじ1
塩・こしょう…各適量

[B]
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1

サラダ油…大さじ1

青じそ・ミニトマト…各適量

※分量が少し多いかなと思い、すべて1/2量で作りました。

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【作り方】
1. サバ缶はサバと缶汁に分けます。
サバはボウルに入れて骨ごと手で潰し、缶汁は取っておきます。

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2. 1のサバににんじん、長ねぎ、[A]を加えて練り混ぜます。

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3. 2を6等分にして丸く形を作ります。

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4. フライパンにサラダ油を引き、中火にかけます。温まったら3を入れて弱めの中火で焼きます。

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5. 焼き色が付いたら、裏返して焼きます。反対側にも焼き色が付いたら1の缶汁半量を入れてフタをして、弱火で2~3分蒸し焼きにします。中まで火が通ったら取り出します。

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水や酒を入れた蒸し焼きはよく作りますが、缶汁を加えるのは初めて!ナイスアイデアですね♪

6. 5のフライパンに[B]と残りの缶汁を加えて中火にし、ひと煮立ちさせます。

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7. 器に青じそを敷いて5をのせます。6をかけてミニトマトを添えて出来上がりです。

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ふんわりやわらか~

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それではいただきます。
おぉ、これは思ったよりも食べやすいですね。魚臭さはなく、ふんわりやわらか!

ふっくら仕上げの秘訣は、たっぷり入れたおろしにんじんだったんです。

しょうゆとみりんを使ったたれで和風の風味が増して、あっさりと食べられます。長ねぎの存在はわかりますが、にんじんは混ざっているのがわからなくなりますね。お肉のハンバーグもおいしいですが、こちらもとてもおいしいです。

魚の缶詰について

魚の缶詰は高圧で加熱されることによって、骨ごと食べられるため、カルシウムの含有量が生魚よりも圧倒的に多いのが魅力です。カルシウムはリン酸と結合して骨や歯などを作るほか、細胞の分裂や神経興奮の抑制などにも関わる大切な栄養素です。また、魚の缶詰にはDHAやEPA、ビタミンD・E、ナイアシンなども豊富に含まれています。オイル漬はカロリーが高く、みそ煮は塩分が多めなので、水煮缶がおすすめです。

「サバ缶バーグ」は、ふっくらとやわらかくとてもおいしかったです。みなさんも、ぜひ作ってみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
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