「スクラップにする」と言われ、寸前で憧れのΣを救出したオーナー|三菱 ギャランΣハードトップ 2000 CX Vol.3

       
「スクラップにする」と言われ、寸前で憧れのΣを救出したオーナー|三菱 ギャランΣハードトップ 2000 CX Vol.3
父親がギャランΣに乗っていたという野口雄一郎さんは、ギャランΣに憧れを抱いていた。幼い頃、近くに止まっていたギャランΣの影響もあり、三菱のクルマ全般に興味を持ち始めたのがきっかけだった。そして、学生の時にギャランΣハードトップと出合った。

「街中をクルマで走っている時に見つけました。珍しいクルマでしたので、すぐに目に留まりました。クルマがあった場所にいって、話を聞くと『スクラップにする』というんです。その時、憧れのΣのHTターボ、デジパネ、5MTを入手できるのは今しかないと感じました」

 最後のチャンスを見逃すことなく、ギャランΣを手に入れ、駐車場での保管が始まった。年式相応のヤレはあったが、走行距離は3万2000kmしかなかった。大きな修復はサビの補修とブレーキのリフレッシュ。燃料ポンプなどの細かいパーツを交換しただけで、機関の調子は良好だった。足回りも当時のままで、ゆったりした乗り心地は健在の様子。「高速でのフラットな乗り心地に感動しました」と満足な表情を見せてくれる。

 現在はひたすら解体車を探している状況が続く。プラスチックの割れなどは、解体パーツからの流用が多い。しかし、パーツとして、よく出てくるのはセダンの茶系の内装ばかり。ハードトップのA/Tタイプが出てきても、形状が違うために使えない。このギャランΣは約10年前までタクシー車両として活躍していたが、時々出てくるタクシー車両も専用パーツが多いという。モールなどの細かいパーツのみ流用可能。しかし、ドアの内張りに張られたドアハンドルの作動図は一般車両にはなかったシールで、タクシー専用だったりと、オリジナルでなくても、工夫しながらカスタマイズを楽しんでいる。

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2020年5月27日の経済記事

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