1967年3月に登場したフェアレディ2000(SR311)。

水冷直列4気筒SOHC、1982ccのU20型を搭載し、φ44mmのソレックスツインキャブレターを標準採用したこのクルマは、最高出力145ps、最大トルク18kg‐mを発生。
国産車ではじめて最高速度200km/hオーバーをカタログ上でうたった。

当然のように当時の国内レースで活躍。67、68両年の日本グランプリGTクラスの1~3位独占をはじめ、数々の国内レースで勝利。SRの活躍は国内サーキットだけにとどまらず、海外ラリーでも力を発揮。

68年の第37回モンテカルロラリーでは、FR車でありながら総合8位、クラス3位の成績。映画の中にしか登場しないようなオープンカーが(ちょっと無理すれば)当時の若者でも手に入れることができ、なおかつ高性能を誇ったのだから人気が出ないわけがない。


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