
仲間の増えた本丸で迎える、秋の物語
はじまりは、聚楽第への特命調査――。へし切長谷部(和田雅成さん)、鶴丸国永(健人さん)、山伏国広(横山真史さん)、同田貫正国(武子直輝さん)、大般若長光(川上将大さん)、博多藤四郎(木津つばささん)の6振りは、政府の監査官と共に1590年の聚楽第へと出陣し、占拠された聚楽第の敵を倒し勝利を収めます。
そして、本丸へと帰還していく刀剣男士を見つめる監査官は「また、会うことになるか……」というつぶやきをこぼすのでした――。


山姥切国広と共に主を支えてきたへし切長谷部、山伏国広、同田貫正国は、山姥切国広に山姥切長義を会わせると、山姥切国広の「自身は写しだ」というコンプレックスが刺激され、まずい事態になるのでは……と考えます。
本丸に早くから顕現していた彼らは、ふたりが鉢合わせをしないようにとそれぞれ奮闘しますが、引っ越し中ということもあり、予期せぬ出来事が多発し、コミカルなやり取りに笑いが巻き起こる一幕も。新たな仲間である山姥切長義に、同じ長船派のよしみで本丸を案内する大般若長光(川上将大さん)。