ネコとオッサン2019
-OSSANS LOVE CATS!-

オッサンはネコが好き。いや、イヌも好き。

だけどネコ好きなオッサンのほうが愛おしく感じでしまう、いや、ネコが愛おしいオーシャンズ編集部。大好評だった「愛されネコ・オブ・ザ・イヤー」発掘プロジェクトが1年ぶりにパワーアップして復活!

渋谷区松濤のマンションの3階。

ふわふわの尻尾をピンと立てて出迎えてくれたのはスコティッシュホールドのモクくんだ。
モクくんは7歳、人間でいうと45歳くらいのオッサンである。

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コミュ力がハンパないネコ・モク
まぁ、寛いでくださいよ。

ブラッシングが朝の日課

モクくんがやってきたのは1年半前。里親の家に生まれた赤ちゃんが、猫アレルギーだったために譲り受けたそう。

小さい頃から育てないと懐かないというが、モクはとてもフレンドリーで全く人見知りしない性格。今では飼い主と猫というより、「ルームメイト」のような関係性だという。

朝の始まりはブラッシングから。「モク、顎あげて!」とご主人が言うと、気持ち良さそうに首をクイっとあげる。

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あー、気持ちいー!

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最高ですわ。

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フレンドリーな社交上手

モクは人間の言葉がわかるようで、名前を呼ぶと、振り返って「にゃー」と挨拶してくれる。友人たちを招いて食卓を囲むときにはモクくんも参加して側でじーっと聞いているそう。

そして目があったら「んにゃ」と絶妙なタイミングで相槌も打ってくれるのだ。

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にゃー。

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んにゃ、んにゃ。

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お、始まりましたな。

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いい音色だにゃん。

飼い主は、一般社団法人の代表理事としてブロックチェーンのテゾスを社会に浸透させる活動をしている香川さんだ。

香川さんの趣味は中学校の頃から続けているギター。ご自宅には10台以上のギターのコレクションが! モクくんをイメージして作ったオリジナルソングを披露してくれた。

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アンコール、アンコール。

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お座りだってできるんです

「SIT DOWN」と香川さんが言うとお行儀よく座るモクくん。
もともと犬派だった香川さん。

ふと、犬みたいにしつけてみたらどうなるか試してみたところ、すぐにお座りもできるようになったという。

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スタッ。

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ご飯、ご飯!

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満腹ですわ。

石原さくら(いしはら さくら)=写真
猫写真家・ブリーダー

‘76年生。東京工芸大学写真学科卒業後、女性ファッション誌、カルチャー誌、広告を中心に活動。‘08年に愛玩動物飼養管理士を取得して以降は猫写真家としてさまざまな媒体で猫の写真を撮り続ける傍ら、ブリーダーとして自ら猫を育てている。