2008年に公開された映画『ビューティフル・ルーザーズ(BEAUTIFUL LOSERS)』。90年代のグラフィティカルチャーやインディーズアートシーンを描いた本作の監督、アーロン・ローズに聞いた、“美しき落ちこぼれ”たちの過去と現在。
その貴重な話は前編・後編にわたって公開済みだが、最後は、「RVCA WORLD TOUR TOKYO」で久しぶりに日本を訪れた、今でもあの頃と同じように自分らしく生きる彼らの姿をフォトストーリーで振り返ってみる。
アーロン・ローズ(左)とRVCAのサーフチームのマネージャー、ブロフィー(右)。H BEAUTY&YOUTHにて行われたアーロンのトークショーにて。
そのトークショーでゲストスピーカー兼通訳を務めた野村訓市さん(右)。左はLAのアーティスト、アレクシス・ロス。
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RVCAにスポンサードされているプロスケーターたち。
初日に行われたレセプション時のバリー・マッギー。普段あまりサインをしない彼も、この日はファンの要望に応じていた。
RVCAの創設者、パット・テノール(上段左)と仲間たち。マスクをしているのはアーティストのディファーで、その右はRVCA SPORTのチームマネージャー、オースティン。手前中央の巨漢、マティ・マセソンはシェフ、コメディアンと多彩な顔を持つエンターテイナー。
RVCA STOREのウィンドウにドローイングしているバリーとディファー。
レジェンドたちが集い、多くの来場者で超満員になったギャラリー。1階、2階を繋ぐ階段までこの様子。
夫婦ともにアーティストとして名を馳せているエド&ディアナ・テンプルトンに、アーロンとその奥さんのルーシー。
先にも登場したブラッドフォードとケヴィン。左のマラカイ・モンテスはハワイ・ノースショア出身のスケーター。来日中に滑っている際に負傷してしまったそうだが、ケガをしてもこの笑顔。
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RVCAゆかりの格闘家の面々。左からライフ・ロビンソン、元MMAのプロ選手で現在はコーチとして活躍するジェイソン・パリロ、同じくMMAの精鋭、B.J.ペン。
ジャグリングに興じるクリスチャン・フレッチャー。自身はもちろん、彼の親と息子、3世代にわたってRVCAにスポンサードされているプロサーファーという稀有な人物だ。
キャップをかぶっているのがRVCAのアートディレクターを務めるマット・バロウ。中央のザック・ノイルは水中フォトグラファーとして活躍している人物だ。右はジョエル・チューダーの秘蔵っ子、プロサーファーのネイザン・ストーム。
再び、RVCAゆかりのスケーターたち。チルしつつドローイングをしているケヴィンは個展を開催もしている。彼だけでなくRVCAのスケーターやサーファーの多くは各々が別の表現の場を持っていて、次なる“ビューティフル・ルーザーズ”を予感させる。
RVCAでマーケティングに携わるスタッフ、ストゥー。グラフィティライター、“ESPO”ことスティーブン・パワーズが描いたギャラリーの壁面前でのワンシーン。
今野 壘=文