綾野 剛「今はとにかく仕事がしたい。休みは本当にいらないですね」

知らなきゃ男が廃るが、知ってりゃ上がる。気にするべきは、顔のシワより脳のシワ。知的好奇心をあらゆる方向から刺激する、カルチャークロスインタビュー。

綾野 剛「今はとにかく仕事がしたい。休みは本当にいらないですね」
1982年、岐阜県生まれ。俳優。2003年、「仮面ライダー555」で俳優デビュー。以降、映画では「クローズZERO II」(’09年)、「日本で一番悪い奴ら」(’16年)、テレビドラマでは「カーネーション」(’12年)、「コウノドリ」(’15年、’17年)などの作品に出演。

意図はなくとも時事性を纏う作品になった。10月中旬に公開される映画『楽園』である。

原作は作家・吉田修一による犯罪にまつわる短編を収めた『犯罪小説集』。そのうちの2篇が本作で、ある地方都市の青田に囲まれたY字路で起きた少女失踪事件から物語は始まり、未解決のまま12年の時が過ぎ、再び少女が失踪して展開を早める。

中心人物は、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市が演じる3人。彼らは「人はなぜ、殺めるのか。」という命題のもと作中を生きる。なかでも、その生き方に強い関心を引かれたのが綾野演じる中村。2度目の事件の発生時、最初の事件の容疑者としても追い詰められていく彼は、幼い頃に母と海外から移住してきた貧困層に属する青年である。日本語がおぼつかない30代の「孤独な男」であり、そうした生活背景から時事性が匂いたった。昨今、川崎市登戸通り魔事件をはじめとして、ロスジェネ世代の「孤独な男」が犯罪者となる事件が現実に起きているためである。

「確かに豪士は孤独な男ですが、不幸だったかといえばわからない。常に母と過ごす時間が日常で、明日も同じ日が来ることに幸せを感じていたともいえます。他の人と交流していないから、幸せの形を誰かと比較したことがないんです。富める人からすれば貧しく見えても、心まで貧しいのかはわかりません」。

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