「聞かなきゃ良かった、妻の本音」とは……

驚愕のエピソードが出まくる“奥様座談会”。4回目となる今回のテーマは、「夫のリモートワークにおいて妻が思うこと」

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パンデミックの影響から我々の働き方が変化し、家にいる時間も増えた。それはつまり、家族と過ごす時間も増えたということ。

当然、皆喜んでくれているのかと思いきや、隣の妻のフラストレーションはいっそう増しているようで……。

第1回:「夫婦同室は罰ゲーム」“奥様座談会”開催!
第2回:「夜泣きを無視するな」夫婦の分岐点はココ
第3回:旦那の私服、その本音に戦慄!

“奥様座談会”メンバー
A子 40代・4人家族(子供2人)/夫との会話は子供の野球チームに関わる連絡のみ。
B子 30代・2人家族(子供1人)/5年前に離婚。現在は自由な生活を謳歌。
C子 40代・5人家族(子供3人)/聞き上手な夫。頷くだけで内容は覚えていない(怒)。
D子 20代・4人家族(子供2人)/大恋愛の末の結婚。でも、今では夫がストレスの元。
E子 30代・4人家族(子供2人)/ダンディな男性が好み。真逆のセンスを持つ夫に……。

F子 30代・3人家族(子供1人)/趣味の韓ドラ鑑賞をバカにする夫にイラッ!

 


証言①「リビングのソファーで、アンタ何してんの⁉︎」

 ――コロナ禍でご主人がおウチにいる時間も増えたと思いますが、それはどうですか?

A子 はっきり言っていい迷惑! ウチの旦那は、座敷童子みたいにずっとリビングのソファに座りっぱなしで、ソファが旦那のお尻の形に凹むんじゃないかっていうぐらい。

ちゃんと、リビングとは別に仕事をする場所があるのに。ホラ、これ見てよ。この前、証拠にこっそり撮ってみた。

【奥様座談会】在宅ワークで深まったのは絆ではなく溝。新しい生活様式がもたらした恐怖

――ふむふむ、これは座り心地のよさそうなソファですね。

A子 見るとこ、そこじゃない! 目線がパソコンと違う方向でしょ? フリよ、仕事してるフリ。目線の先はテレビだもん。この前なんて旦那の後ろを通ったら、パソコン画面に野球中継。もう何してんのよ……仕事しなさいよって感じ。

――大谷翔平選手ですね?

A子 いえ、地元の高校野球……ってどっちでもいいわっ! とにかく在宅ワークになって明るみになったのは、ちゃんと仕事してないんだってこと

――いやぁ、傍からはそう見えるだけでは?

A子 いやいや! 動かないな~って思ったら、目を閉じてたこともあったんですから。ありゃ完全に居眠りしてた

私の手前、横になって昼寝するわけにもいかなかったんでしょうね。

リビングという同じ空間にいるから、見たくなくても視界に入ってくるのは本当にストレス!

【奥様座談会】在宅ワークで深まったのは絆ではなく溝。新しい生活様式がもたらした恐怖
リモートワークが継続されるのに比例し、奥様たちの鬱憤も溜まっていくようだ。

――日本の労働環境にもシエスタが必要、っていう意見も……。

A子 しっかり働いている方には必要かもしれませんね。うちの場合は、目を開けたかと思ったらタバコを吸いに外へ出て行きましたから。例外かと思います。

――……。


証言②「家事レベルが低すぎる!」

C子 ウチの旦那は、週の半分程は在宅ワークなのね。9時~17時までは、会社のシステムをオンライン状態にする必要があるみたいで、パソコンは開いているんだけど、パソコンの前にいない(笑)。

――と、申しますと?

C子 “主夫”か?ってくらい、家事に今さら目覚めたのよ。

――全然いいじゃないですか!

C子 断固良くないっ! 私の指示通りに家事ができないのよ。失敗ばかり。いつも相槌だけは一丁前だから、この間、よ~く観察してみたのよ。

――ほうほう、それで、何がわかったんですか?

C子 そしたら相槌がワンパターンだってことに気づいたの。「そうなんだね~♪」「なるほど~♪」「了~解♪」の繰り返しで、実際は全然聞いてないの!

――なんと!

C子 私が伝えたことを、とにかくまったく覚えてないのよ。

――何か事情があるのでは?

C子 覚えない事情ってなんなのよ(怒)。最近、庭にある木の花が枯れてきたから剪定をお願いしたわけ。

「終わったよ~!」と、ひと仕事終えた感で家に戻ってきたから、木を見たら、上半分がスッカスカ。枝も葉っぱもすべてなくなってて。もう唖然……。こうなっちゃったのよ。

――な、なるほど(汗)。

C子 私は“剪定”と言ったの。誰が伐採しろって言ったのよ! 目隠しになるし、我が家のシンボルツリーなのに、旦那の髪の毛だけじゃなく、木までハゲちゃうなんて。

――ま、まぁ、旦那さんもうっかりってことがありますからね。

C子 以降、会話はないです。あのマヌケな相槌を聞くこともなくなったわ

――早めの雪解けをお祈りします。


証言③「私はお前の経理じゃないんだよ!」

D子 “ハゲ木”にするなんてまだ可愛げがあるわ。私のとこなんて、ランチ代を請求してくるんだから!

よその夫がどんな様子なのか? 妻たちも興味津々にフリップを覗き込む。

全員 どういうこと!?

D子 ウチの旦那は、ほぼ在宅ワークなんだけれど、私がたまに友人と外でランチを食べて帰ってくると、「俺、今日ラーメン食べたから、シクヨロ!」ってレシートを渡してくるの。それで、「実際は1200円だけど、1000円でいいよ」ってお金をせびってくる。

A子 “シクヨロ”ってのがまた腹立つわね。

――財布の紐はどちらが握ってるんですか?

D子 旦那よ。

――それで請求するんですか?

D子 そうよ。生活費として旦那から渡されてるお金から払うのよ。

――ご主人はランチ代を“生活必需品”と認識されているのですね。

D子 それってどうなの?って言うと「作っていないお前が悪い」って言うのよ。信じられる!? 私だって、フリーランスで忙しく働いてるのよ!

全員 それはひどい!

D子 自分で作ればいいじゃない、子供じゃあるまいし! 今日もこうやってお昼時に私が外出してるから、おそらく請求してくるに違いないわ。「シクヨロ!」って。

C子 “シクヨロ”はさすがにサムいわ。

――いや、それは別に……


証言④「この間まで、韓流をバカにしてたよね? 」

F子 ちょっと話は変わっちゃうけどさ、男の人って韓流ドラマをバカにしてこない

全員 わかるーっ!

F子 私が韓ドラに感情移入してるときにさ、「またあなたは韓流ですか?」 みたいな目で見てくるわけ。

――それはちょっと被害妄想なんじゃ……。

F子 いやいや、完全にバカにしてる。「俺は韓ドラみたいな下世話なものじゃなく、崇高な作品を見てますんで」って表情でテレビの前を横切るからね。

全員 ムカつく~!

F子 それがね、リモートワークで時間ができた旦那が、アンチだった韓流を見てハマったのよ! 『愛の不時着』とか『梨泰院クラス』とか。

――王道の韓流ドラマですね。でも、それはいいことじゃないですか? 共通の趣味になって

F子 はぁっ!? 共通の趣味なんていらないの! これまで散々バカにしてきたくせに、あっさり手のひら返すなんて納得いかない! しかも『梨泰院クラス』の主人公の真似でチャミスルなんか飲みだした。そしてついには髪型まで。見てよ~、この姿!

 

全員 うわ~っ、何コレ、ヤバいっ(爆笑)!

F子 しかもこれ、髪の生え際をマジックで書いていて、ノーズシャドウも入れてるの。

――どれどれ?

奥様たちを爆笑させたのがこちらの画像だ。
モザイク処理で、極め付けの“ノーズシャドウ”がお見せできないのが残念。

――うわっ、めちゃくちゃ面白い旦那さんじゃないですか!(笑)

F子 毎日一緒にいる身にもなってよ……。隣にずっとこんな人がいたらイラっとするでしょ⁉︎ 老後もこんな人と一緒なのかって不安になる……。

自分が家にいることで家族は喜んでくれている、なんてのは完全な妄想だったことがお分かり頂けただろうか。

妻は口には出さなくとも、煙たがっているのだろうことは間違いない。引導を渡される前に、まずは妻の肩から揉んでおきましょうか……。

「聞かなきゃ良かった、妻の本音」とは……
なんか最近、妻がつれない、怒りっぽい……そんな心当たりはない? 見慣れた妻の表情の裏にある本音とは? そこには、ずーっと抱えている夫への不満や価値観のズレが。怖いけど、覗いてみよう“奥様座談会”。
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佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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