アストンマーティン DB5といえば、それだけでも充分に憧れられる存在であるが、その中でも特に貴重ともいえる1台が8月15日に開催されるRM Sothebysのオークションに出展される。

すべての写真を見る

この1964年 アストンマーティン DB5の驚くべきところは、40年間同じオーナーのもとで所有されており、レストアもされてきていない完全オリジナルの状態であるということだ。
当時のツールセットなどもすべて揃っている。

40年間同じオーナーに所有されていたアストンマーティン DB5がオークションに出展

シャシーナンバー DB5/1305/Lは、左ハンドルで出荷されたあとはサンフランシスコへと渡った。1981年に現在のオーナーが手にしている。レストアされていないからといって放置されていなかったというわけではなく、細かなケアをずっとしてきたという。

40年間同じオーナーに所有されていたアストンマーティン DB5がオークションに出展


40年間同じオーナーに所有されていたアストンマーティン DB5がオークションに出展

”このような1台がオークションに出展されるということは、ポジティブな傾向です。ヒストリックカーマーケットは成長し続けています。
中でもアストンマーティンは注目されるブランドを代表する存在となっています””とアストンマーティン・ワークスの代表ポール・スパイアーズはコメント。

40年間同じオーナーに所有されていたアストンマーティン DB5がオークションに出展


推定落札価格は公表されていないが、記録更新となる1台になるのではないだろうか。