「11月に再び成長を遂げたことで、今年は計画通りに新記録を更新できる目途がつきつつありあります」と、BMWカスタマー、ブランド&セールス担当取締役上級副社長のピーター・ノータは述べ、さらに「11月は特にBMWグループの電気駆動モデルが好調で、販売実績では18.4%増加して史上最高記録を更新しました。11月に販売されたBMW 5シリーズ セダンの5台に1台はプラグイン ハイブリッド モデルでした」と続けた。
人気を集めるラグジュアリー・セグメントに加え、特にBMW Xモデルは、新型もLCIモデルもどちらもこの成長に寄与し、11月末までの累計販売台数は前年同期比23.1%増の87万267台を記録。また、11月には人気の高いBMW 3シリーズ セダン(前年同月比33.7%増)およびツーリング(同21.6%増)も2桁台の高い成長を記録している。
そして、現代社会において注目されている、電気駆動モデルの販売台数は、過去最高の1万7480台を達成した。
このような数字から、電気自動車に対するユーザーの関心の高さが反映されているといえよう。この流れをさらに盛り上げるため、BMWグループは2021年までに電動車両用としてドイツ国内に4100ヵ所以上の充電スタンドを用意するそうだ。
加えて、eモビリティのパイオニアとして、2021年末までに100万台の電動駆動モデルを販売する計画。これにより、2021年までにヨーロッパで販売されるBMWグループ車両の4台に1台が電動化されることになるのだ。
BMWが盛り上げていくEVの世界にも注目していきたい。