コンビーフの缶詰 一度丸い缶で発売するもそれほど売れなかった

コンビーフの缶詰 一度丸い缶で発売するもそれほど売れなかった
太田出版ケトルニュース
お肉ぎっしりの贅沢感を誇るコンビーフ缶は、どんなグルメ缶詰が登場しても負けることがない缶詰界の王者ですが、コンビーフ缶が特別感を生むもう1つの理由が、唯一無二の台形型の缶。あの形状ひとつをとっても、様々な知恵と工夫が詰め込まれているのです。

まず、コンビーフ缶があの台形型になったのは、肉を真空状態でギュウギュウに詰めて酸化するのを防ぐため。現在は真空にする技術が確立され、実は他の缶詰と同様に円形の缶でも問題ないのですが、台形のイメージが強すぎるためか、野崎産業が一度丸い缶で発売してみたものの、それほど売れなかったのだそうです。

他の缶詰とは一線を画すコンビーフ缶は、そのパーツひとつひとつに符丁があります。開缶する鍵型の金具は「巻き取り鍵」、巻き取り鍵を引っかけるツメの部分は「ノッチ」、巻き取る部分は「帯」。そして特徴的な形は、昔お殿様が使っていた枕に似ていることから「枕缶」と呼ばれます。

枕缶を考案したアメリカのリビー社は、安全な缶切りがまだ普及していなかった当時、一般の消費者が手を切らないよう巻き取り鍵を採用したといわれています。形を崩さず中身を取り出し、スライスしやすいようにというのも理由のひとつ。さらにノザキの場合は、巻き取りやすいよう通常の缶詰よりも薄い0.1ミリのブリキを使用しているそうです。

◆ケトル VOL.25(2015年6月13日発売)

あわせて読みたい

太田出版ケトルニュースの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

グルメニュースアクセスランキング

グルメランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2015年7月30日のグルメ記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

SNSで話題のグルメなどおいしい情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。