【うるま】防衛省がうるま市石川のゴルフ場跡地に陸上自衛隊訓練場を新設する計画を巡り、うるま市議会は19日の2月定例会最終本会議で、計画断念を求める意見書案を全会一致(賛成25、退席3)で可決した。 
 意見書では、予定地周辺は住宅地が立ち並び、県立石川青少年の家など教育施設もあると指摘。
市内63自治会で構成するうるま市自治会長連絡協議会をはじめ、うるま市長や県議会、県知事が白紙撤回を求めていることを挙げ「十分な理解が得られていないのは明白だ」として、計画断念を求めている。
 賛成討論で与党の松田久男市議は、自衛隊を容認する立場を示した上で「防衛政策を遂行するためには地域住民の理解と支持が必要だ」と主張。住民や市長、自民県連が土地取得の断念を求めていることに触れ「計画を白紙に戻し、断念することを求める」と訴えた。
 一方、退席した3市議はその理由について「ゴルフ場跡地への整備計画断念を求めるべきで、意見書では『石川地域』への計画断念と範囲が広がっている」とした。
 同計画を巡っては、自民党県連の島袋大幹事長と島尻安伊子衆院議員が18日に木原稔防衛相と面会し、用地取得を含めた計画の断念を求めているほか、県議会は7日の本会議で「白紙撤回」を求める意見書案を退席なしの全会一致で可決している。
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