沖縄県警名護署によると、26日午後10時50分ごろ、消防関係者から「窓が見つかったかもしれない」と通報があり署員が回収した。27日午前にドクターヘリを運航する「鹿児島国際航空」の関係者が窓の一部と確認し、引き取った。見つかっていない窓のアクリル板もあり、捜索を続けている。
同社によると、ヘリは26日午後3時25分、鹿児島県・与論島の患者を搬送するため、浦添総合病院を離陸。約3分後に窓のアクリル板2枚が落下し、名護市消防本部のヘリポートに緊急着陸した。27日正午時点も、駐機している。
患者は27日午前、同社の別のヘリで沖縄本島南部の病院へ運ばれた。