愛称には、未来の村づくりの基本となる施設になってほしいという願いを込めたという。幅広い年齢層が学び、研究の場として使うことを想定し「labo(研究室)」。「ゆん」はユンタンザ(ウチナーグチで読谷村の意)から名付けた。
饒波さんは現在の村立図書館のヘビーユーザー。「農業をしているため作物の栽培方法を調べたり、趣味で読谷村の歴史について学んだりしている。新たな施設はスタバやカインズなども併設されると聞いている。完成が楽しみ」と話した。
村は図書館の入り口に「ゆんラボ・未来館」と書かれた看板を設置する予定。愛称の公募は読谷高校2年生の晒谷明璃(さらしやめいり)さん、知名希来里さん、知花心春さん、石原律希さんが提案した。
石嶺傳實村長は「夢のあるリズム感のいい名前を付けてくれた。地域の活動拠点となるような新しい施設を造る」と意気込んだ。知名さんは「親しみやすく呼びやすい名前。地域から愛される場所になってほしい」と笑顔で話した。(中部報道部・又吉朝香)