教諭は11月25日午後4時ごろに退勤後、授業用の教材を自宅で作成。教材のデータを保存するため、生徒の個人情報が入ったUSBを持ち帰った。同月27日朝に学校で紛失に気付き、翌日に校長へ報告。「自宅で教材作成後、ごみと一緒に捨てた可能性がある」と説明しているという。学校が同月29日に糸満署へ遺失届を提出し、12月3日に保護者に謝罪した。
市教委の規定では、生徒の個人情報は校外に持ち出してはならず、やむを得ず持ち出す際は校長や教頭の許可を得る必要がある。
屋良教育長は「関係者におわびする。再発防止のため、教職員の研修を開いて個人情報の管理を徹底したい」とコメントした。(南部報道部・国吉聡志)