同企業団によると、職員が10日に口座振替を取り扱う6金融機関のうち、1カ所の伝送システムで引き落とし依頼を送信したところ、エラーの表示が出た。このためパソコンを再起動し再び送信したことで、金融機関側では2回の引き落とし依頼が受信されていたという。
引き落とし日の17日に契約者からの指摘で二重徴収を確認。金融機関側に連絡し、同日午後4時までに返金作業を終えたという。契約者は一般家庭や企業などで、1件当たり587~144万7305円を誤徴収した。
エラーとなった原因は調査中で、金城企業長は「ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。引き落とし依頼を送った後に履歴を確認して二重依頼になっていないかチェックするなど、再発防止に努めたい」と語った。
(南部報道部・新崎哲史)