沖縄労働局は28日、9月末現在の高卒者の就職内定率が30・7%で統計開始以来最高になったと発表した。前年同期比で2・6ポイント上昇。
就職内定者数は、631人で前年同期比16・4%(89人)増だった。全国の63・3%とは30ポイント以上の差が開いている。
 柴田栄二郎局長は「選考が始まる9月に応募した生徒が前年同期比で73人増えた。就職活動の前倒しが内定率の増加につながっている」と説明した。
 一方、県内の新規学卒就職者(2022年3月卒業者)の就職後3年以内の離職率は、高卒49・7%(全国37・9%)で、前年比より1・5ポイント改善したが、全国平均を大きく上回っている。就職活動の遅れが影響しているとみられる。
 ハローワークが実施した離職者に対するアンケートでは「思っていた仕事と違った」「業務量が多い」との回答が多かった。人手不足による残業時間の増加なども要因の一つと考えられている。
 柴田局長は「熟慮せずに就職先を決めてしまい早期離職に至っている。教育庁と連携しながら、9月中の応募を呼びかけたい」と話した。(政経部・國吉楓乃)
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