[首里城正殿 完成へ]
 琉球大学付属図書館が所蔵する古写真や古文書を展示する企画展「まじゅん語らな首里城」が同図書館で開かれている。7月31日まで。
明治期に撮影された首里城書院・鎖之間(さすのま)の写真や戦後、首里城跡に建てられた琉大の写真などを展示している。同図書館職員の前田勇樹さんは「誰でも入場できるので、多くの人に首里城のことを語り合い、学び合ってほしい」と話した。
 企画展では、首里城が築城された14世紀から1879年の琉球処分に至るまでの出来事や、沖縄神社の拝殿として保存されたこと、平成・令和の復元などを紹介。また、首里城が琉球の政治の中心地だったのと同時に、国家祭祀(さいし)を執り行っていた信仰の場でもあったことを解説している。
 古文書では琉球の最高神女職・聞得大君の儀礼の概要を記録した「聞得大君御殿並御城御規式之御次第(きこえおおきみうどぅんならびにおぐすくおぎしきのおんしだい)」や考古学資料では琉球大学博物館(風樹館)所蔵の青磁酒会壺(せいじしゅかいつぼ)・青磁瓶(せいじびん)などを展示している。
 1950年、首里城跡地に創設された琉大と周辺の街並みを記録した写真も展示。学生とのコラボ企画や人工知能(AI)でカラー化した首里城の写真なども紹介する。入場無料。毎週1回、研究者による連続講座も開催。問い合わせは同図書館、電話098(895)8697。(社会部・知念豊)
明治期の首里城、戦後の跡地にあった大学…古写真と古文書を展示...の画像はこちら >>
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