沖縄のコロナ感染者数、急に減ったのはなぜ?1カ月で809人→100人未満に 識者3人に聞く

沖縄のコロナ感染者数、急に減ったのはなぜ?1カ月で809人→100人未満に 識者3人に聞く
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新型コロナウイルスは「第5波」で今年8月に1日当たり809人が感染するなど爆発的に広がったが、1カ月後には100人を下回った。急激な減少にはどのような要因が考えられるのか。各分野の専門家に5波の分析と感染の下げ止まりによって今後予想される流行に向けた課題を聞いた。(社会部・銘苅一哲、鈴木実、玉城日向子)
■ワクチン接種率が上昇人流も抑制
沖縄県衛生環境研究所の国吉秀樹所長はワクチン接種率の向上のほか人流の抑制が感染者減少の主な要因になったとみる。
「県の要請に従わない店も一部にあったがほとんどが時短営業などに協力していた。県民もリスクの高い行為を我慢していた」

県外からの来県者が減りワクチン接種済みの割合が高くなり「県全体に存在するウイルス量はかなり減少したはず」と指摘する。
ウイルス自体が弱毒化したとの説については「それはないだろう」。衛生研では継続的にウイルスの遺伝子配列を調べているが疑わしいケースはないという。
人流が増えたとしても、感染者数に反映されるのは2週間ほどたってから。緊急事態宣言の終了後も県民はある程度の自粛を続けており、「感染者数は下げ止まりつつあるようだが、まだしばらくは低い水準で推移するのでは」と分析する。
■4カ月周期で感染が拡大
感染症に詳しい筑波大学客員教授の徳田安春医師は第5波の急激な拡大や減少は「季節性要因が大きい」と話す。徳田医師によると、ウイルス自体の特性により、日本における新型コロナウイルスの流行は年に3回、4カ月周期で訪れるという。4~5月、8~9月、12~1月が流行のピークになる。
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