市役所本庁舎では、早朝から市職員と警備員が不審物などの巡回に当たった。庁舎出入り口では登庁する職員の身分証を確認するなど警戒し、窓口業務は通常通り実施した。
市内の小中学校は児童生徒の登校時間を午前8時45分~9時15分に変更し、始業時間を1時間遅らせた。爆破予告時刻前には職員らが運動場に避難する姿もあった。那覇と豊見城の両警察署も市内を巡回して警戒に当たった。
爆破予告を巡っては、匿名で20日に那覇市総務課代表メールへ「市役所と市内小中学校を1月27日午前8時11分に爆破するよう爆弾を仕掛けた」との内容が送られていた。
市は、犯人の特定に向けて爆破予告に関する情報を那覇署と豊見城署に提供している。